2008年06月04日

プラマークの金型(かながた)

容器包装リサイクル法が施行され、リサイクル料金をpra.jpg

負担している商品の容器や包装のプラ資源には、

プラの資源マークが記入されています。

印刷できるものは、プラと材質表示(PP・PS)

を印刷してしまえば良いのですが、できないものは

容器を製造する金型に直接刻印します。

我が社の工場のかたずけをしていたら、私が作った007.JPG

当時のプラマークの部品が残っていました






当社はプラスチックの金型を設計製作している会社です。

トレー等の金型は専門ではないので、初めての仕事でした。

金型は長い年月使用しますから、法律などが変われば

使用できなくなる製品があります。

容器包装リサイクル法が決定してからは、新しい金型に

マークを彫って製作すれば良いのですが、問題はそれ以前

に制作し、現役で使用されている金型でした。

施行までに既存の金型にマークを入れなければなりません。

この部品は発砲白色トレーの金型に埋め込んだ部品です。

私がマークの図面からNCプログラムを作り、それを

マシニングセンターという機械で作ります。

現在は3D・CAD・CAMがあるので、簡単なのですが

当時はトレーの大きさやデザインがまちまちなので

非常に手のかかる仕事でした。

法律施行前の約半年の間、嵐のような作業でした。

小さな穴があいているのがわかりますか?

0.6ミリの深穴です。金型の裏から真空で吸引

するため、製品になった時に気ずかれない様な小さな

穴が要求されます。小径の深穴は大変なのです。

005.JPG

精密プラスチック金型設計製作
アック・モールド有限会社

posted by 三春のおかみさん at 00:00| 資源の分別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする